2016年 トルコ旅行⑮ 2月9日 パムッカレ~セルチュク
朝4時ごろサフランボルやギョレメの時と同様途中で降ろされ、ミニバスに乗り換えました。今回は他にもたくさん観光客が乗っていたので安心でした。
添乗員さんも英語が話せました。
きっとこのコースは観光客が多く対応に慣れているのかもしれません。
添乗員さん寝ている私に声をきちんと掛けてくれます。
これまでもそうですが、長距離バスは降りる場所を知らせてくれるので
助かります。ちゃんと把握してくれているのが有難い。。
ニュージーランドの時は何もないからいつ降りたらいいのか不安で仕方なかったです。
パムッカレへついたときはすこし明るくなりかけていました。
オトガル内は中国人と韓国人観光客でいっぱいです。
オトガルで時間を待っている間に次のバスの予約をしました。
次の目的地はセルチュクという小さな町で、ギリシャ帝国時代の遺跡後があるところ。
パムッカレからは35TLでした。
ここの受付のおじさん、奥様がどうやら日本人の様です。
パムッカレのツアーを進められて迷いましたが、結局自力で行くことに決めました。
というのも、待ち時間日本人かなーと思って話しかけたおひとりさま女子
(実は中国の人でしたが)と一緒に観光することになったから。
石灰棚行くまでのみちに、気球が一体浮かんでました。
あーカッパドキアの気球もみておけばよかったーっと今更になってきづく。
ちなみに白いのは雪じゃなくて石灰岩です。
(石灰棚ゲート付近より撮影)
この辺りは気温も10度近くあり暖かかったです。
一緒に回ることになった子、名前はジョアナという子なのですが、めちゃ頼もしい。
何をするのも強気です。たまにそこまで言わなくてもと思う時もありますが(笑)
こういう点が中国のひとのたくましさなんでしょうね。
朝早かったのでまだ石灰棚のゲートが開いていなかったので、
私たちは朝ごはんを先に食べることにしました。
がしかし当然レストランもまだ空いてません。彼女はどうやら中華が食べたい様子。
あったけどまだ開いてない。
他の店をうろうろしてると、トルコ人の客引きに会いました。
お土産屋だったのですがジョアナ、「私たちはおなかすいてるから何か食べたい。」とお土産屋さんに言う。お土産屋「レストランは隣だよ。」(当然の反応だ)
「でも閉まってるよ」まだ閉まっていたが、わざわざ開けてもらいました。
もうこの時点でもうここで食べなきゃならない空気になってしまいますが、
彼女はそんなこと気にしません。早く出せるものはないの?と。
メニューを見せてもらったのですが、、、、結局頼みませんでした。
帰り際に朝食用のパンがまとめて袋に入れてあったのを指差し、
「ねえあれはいくら??」
レストランのおじさん、「それは売り物じゃないよ。朝食用だから。」
ジョアナ「売ってくれるとしたらいくら?それでいいわ。」
おじさん「それだけでいいなら、もっていきなよ、代金はいらないから」
朝食はおじさんにもらったパン一本を2人でわって食べることに。
そうこうしてるうちに時間がきましたので、いよいよ石灰棚へ、、、!
石灰棚とヒエラポリスの入場料は一緒になっています。(25TLでした)
この白い部分を登って行くのですが、石灰を汚さないためになんと土足厳禁、裸足でないといけないようです。
ただ白い岩の上を裸足で歩いて行く感じなのですが、、、
激冷です。地獄の試練かと思うくらい。
朝だったからでしょうが、、冷たくて、感覚がなくなるのではなく、
もはや痛いと感じるほどです。皮膚がちぎれるのではないかと思ったくらい。
誰か怪我したのか血痕もありました。
たまーに暖かい水があるので、それをオアシスにして上を目指しました。
景色はとってもいいです。
上のほうまで来るとかなり暖かい水もあり、癒されます。
残念ながら15年ほど前から水が枯渇してきているため、
ガイドブックほどのきれいな姿は見れないようです。でも私的には満足でした。
(ここで何人か泳いでいる人もいました、、さむいのにすごいわ、、)
つづいてゲート内にあるギリシャの遺跡(ヒエラポリス)を見に移動。
(園内地図)
昔のひとがどのようにつくったのか、、不思議でたまらない。。。
劇場がきれいに残ってます。
まん中の文字はギリシャ文字でしょうか。。??
他にもたくさん残っていましたが、お互いにおなかもすいてきていたので、
引き返すことになりました。
オトガルまでの帰り道。チームプレイで餌を探しているのでしょうか、、、。
ジョアナは商社で働いているようで、ボスがトルコ人なのだとか。
ボスと連絡を取りたいということで、SIMカードを買いにボーダフォンショップへ。
なんと彼女値切りに値切って、70TLのところを55TLまでもっていきました。
電話も値切れるもんなんですね、、、。若干相手はキレ気味でしたが、、流石です。
ジョアナはアンタリアというリゾート地(ボスのお勧めだそうな)へ。
私はエフェスに行くためセルチュクへ。
ここでお別れです。またイスタンブールで会おうという約束をし、ジョアナは先に出発。
その後、バスを待っていると、40代くらい女性からいきなり声をかけられました。
それも日本語で。「トイレはどこですか?」と。まさかの日本語に驚きです。
私も「えっと、、そこです」日本語で対応。
見た目はハーフかなと思いました。そのあと日本人ですか?と尋ねると、
どうやらペルーの人で、お母さんが日本人だったようです。
日本にも昔住んでいたようですが、今はかなり忘れていると話してました。
でも英語よりは日本語のほうが話せる様子でした。
彼女も同じくセルチュク行きのバスだったのでそれまで一緒に行動することに。
南米のノリでかなり友好的で、楽しかったです。
セルチュク行きのバスは大型バスではなくミニバスでした。
その運転がかなり荒く、ちょっと怖かったです、、、!
セルチュクへは4時間ほどかかり、夜8時ごろに到着しました。
セルチュクのオトガルから宿は3分くらいでつきました。
宿名はANZ GUESTHOUSE。
丁度夕食時で、10TLで頂くことが出来たので、お願いしました。
ここの宿は兄弟で経営していて、弟さんが料理好き。美味しかったです。
弟さん日本の沖縄に行ったことがあると話していました。
でもなにもかも高くて何もできなかったと、、、。
宿はアットホームな雰囲気で、家族のようにみんなで同じテーブルを囲んで
ご飯を食べました。
今日のルームメイトはチェコ人、アルゼンチン人。
どちらもトルコに旅行ではなく仕事で住んでいるようです。
ここからトルコ人への愚痴大会。
男性社会のトルコで特に田舎は、女性が他の男性と話すだけで軽い女に見られるようです。「私はただ礼儀正しくしただけなのに」と、不満顔。
だから観光客に手だそうとするのかな、、どこかでそんなこと書いているのを見た気がします。宗教上の壁はすごく大きい。。
宿の感想は以下です。
・ANZ GUESTHOUSE(おすすめ度★★★☆)1泊 価格:30TL
ベッド 9台(ドミトリー)
スタッフ英語 〇
シャワー △ ※5分も使用しないうちにほぼ水になりました。
暖房設備 〇
freeWi-Fi 〇
コンセントの数 〇
ロケーション 〇
朝食 〇(+10TLで夕食が付きます)
(外観)
(食堂のようす)
(部屋の様子)
(外観)
(トイレ 日本の和式みたいです)
(階段から撮影)